踏む文化を世界に

失敗して学んだこと

みなさん、お疲れ様です。

秋の紅葉がキレイになってきましたね。

今日は私が開業して、色々失敗して反省したこと、学んだことをいくつか書いてみようと思います。

19年の間、全てがうまくいっていた訳ではありません。

いい事も、良くない事も経験しながら、少しずつ学習してきたような気がします。

まず最初の失敗。

1.家族から反感をかう

免許取得後、曖昧な感じで始まり、仕事というより誰か喜んでくれる人がいればと思い始めたけれど、ちょっと落とし穴があった。

家族の了解、協力が必要

当時は、夫、私、姑、子供2人の5人で暮らしていましたが、姑はとても強い方でしてなかなか言い出せずにいました。

「マッサージの予約が入ったら、数人自宅でやります」

と伝え、2階で静かに施術をしていました。

が、

1日に23人来た日には、お客様に駐車場をそこに車停めないで!とか仁王立ちで縁側から覗いていたり、帰ってからはお客様の文句を言うようになり、

このままではお客様に嫌な思いをさせてしまうと感じて

賃貸で部屋を借りる選択をしました。

自宅でやる場合、きちんと家族で話し合い、時間や人数などきちんと決めて了解を取りましょう。

自宅で出来ない場合は、出張専門にするといいかもしれません。

軌道に乗ってきたら、賃貸物件を借りる選択でもいいかと思います。

2.安すぎた料金設定

あまり儲けようという気持ちで始まってはいませんでしたが、少しでもお金を取る以上は手は抜けません。

602000円で始まりましたが、こなす人数と比例してして、体力の限界が

安いのもあって予約がバンバン入ったけど、いつまで続けられるか不安に思ってましたε( 😉

あまり料金が安いと、免許取り立てで自信ないのかな?とか、

大した施術でもないのかな?と思われていたかもしれない。

客観的に、自分の施術はいくらなら来てもらえるか、考えてみるといいですね。

対策として、徐々に少しずつメニューを変えて、施術時間も変えて

あまりわからないように値上げをしていきました。

3.過剰なサービス

来店してくれるのが嬉しくて、たくさん解してあげようという気持ちが働き、予定時間よりオーバーし過ぎました。

1度でも時間オーバーで施術してしまうと、次に来店された時も同じようにオーバーしないといけなります。

※オーバーは毎回ではないけど20分〜30分していた(反省)

少しずつ、わからないようにリピートのたびに時間を詰めていきました。

過剰のサービスは、また次も同じようにサービスしてくれると思われてしまうので、オーバーはせめて10分以内にしておいた方がいい。

どうしても解しきれなかったお客様には、

さりげなくロングメニューをお勧め。

時間をかけて解すと、

もっと身体が楽になる、
もっと軽くなる、
もっと可動域が広がる

ことを説明すると割とスムーズ

「では次回ロングコースで」となる事が多かった。

1度は言ってみる価値がありますよ。(言ってみる勇気です)

次の予約と次のコースまで決める事ができます。

4.友人、知人が来店。
施術終わって長話(*_*)

次のお客様の来店時間が迫ってきて大慌て

友人や知人の場合、施術終わってアフターカウンセリングも終わると、世間話。さっさと帰ってくださいとも言えず、次の方が早くご来店。

お見送りと同時に次の方がお見えになり、慌てて布団やタオルなどを片付けてドタバタ!

こんなことも最初は良くありました()

来店人数少なくても、接客時間が長いとこれもまた疲れる

ほどほどに話を切り上げてクロージングすると良い。

もしお客様が帰ってくれそうに無い雰囲気の時は、

「お話、とっても楽しくもっと話をしたいのですが、次のご予約がありますので、またこの次にお話聞かせてください。すみません」

とさりげなく言えるといいです。

5.お客様からの話にあいづちを打ちながら聞き役。

お客様からのある問いかけに、「そうですね」と答えたところ、

他のお客様同士で、

私がそう言ってたよ!と

違う話になっていた(°_°)

共感することは大事です。

が、

特に人の話、「あの人ってこーよね?」みたいな噂話のような時は、

「そうですね」

ではなく

「そうなんですね?」

「そうなんですか?」

「そうなんでしょうかね

私はそう思っていないけど、

お客様はそう思っているんですね?というニュアンスで答えておきましょう。

6.電話でのご予約

開業初めの頃、電話で

何日の何時からとやりとりをして、手帳に記入していました。

電話中、念をおして再度確認。間違いはないはずなんだけど、

なぜかお客様早くご来店。

1時間も。

えーっっ!

お客様が間違えているともハッキリ言えない、

でも私は間違えていないと思うんだけど。

うーん。

人によっては1日早く来て

あれ、明日のご予約でしたよね?

みたいなのもあった。

そんなのもあって、予約前日、もしくは前々日にご予約確認のメールまたはラインを入れることにしました。

文字で残っていれば、それが証拠となります。

まだまだありそうなので、また次回にしたいと思います(笑)

技術編の失敗もあります。

私の失敗経験が、みなさんに少しでも役立つようでしたら、参考にしてみてください。

ではまた(^^)

The following two tabs change content below.
Avatar photo
足圧は、私には目からウロコの技でした。出会った時に即決で習う事を決めたくらい衝撃的でした。足圧の技術はすごいです。足なだけに繊細で難しく、奥深いものがあります。もっと技術アップして、お客様の期待に応えられるようにしていきたいと思っています。

アーカイブ

コメント (4)
  1. 濱比嘉健 より:

    失敗して学んだこと凄く為になります。
    知っているだけで想定して対処できるなとと思いました。
    先輩方の体験談、凄く好きです。
    また、よろしくお願いします!

    1. 河上真由美 より:

      健先生、いつもコメントありがとうございます。
      失敗も成功の一つかもしれません(笑)
      失敗して失敗したままなら、何も変わることはありませんが、失敗して反省して学ぶことができれば、変えていくことは出来ますよね。
      技術編の失敗も次回書いてみます(笑)

  2. 矢崎ひとみ より:

    いつもとても参考になるお話しありがとうございます。
    開業当初に料金設定などとても悩み、どこかに相談できるところがあれば良いなぁ〜
    なんて思っていました。
    皆さんはどのように決めているのだろう?出張費は?
    サービス方法など…
    先日もお客様が予約を忘れてぁ〜なんてことも!
    前日の予約確認実行します。

  3. 河上真由美 より:

    ひとみ先生、コメントありがとうございます。
    開業当初、いろんなことに悩みますよね。
    私も最初は悩みまくりました(笑)
    いろいろやってみて失敗も多いですが、多い分、気づきがあり、その度に訂正してきました。
    料金設定などは、正解というものがなくて、
    その地域や、どんなお客様にどんな内容でやっていくかで微妙に変わってきますし、
    安すぎても良くない、高すぎても良くない、
    その地域にあった値段というのは、周りのお店のリサーチから始まり、自分はこの技術、この接客、このサービス、こんなお客様にこんな風にしてあげたいという気持ちから、値段は出てくるような気がします。

    人対人のこの仕事、いろいろあって面白いです。
    次回は技術編の失敗談です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です