失敗して学んだこと(技術編)

みなさん、こんにちは^ ^

理事の河上です。

今日は私の

「失敗して学んだ事」の技術編です。

踏み師1級を取得して、13年目になります。今までの間にいろんなことをやらかしてきたように思います。

私の技術編の失敗談が何かお役になればと思います。

1.痛気持ちよく、しつこく入れすぎて揉み返し
2.長時間のうつ伏せ、お客様首が痛くなる
3.食後1時間後のお客様。腰背中を足圧中に気分が悪くなる。
4.首の施術、準備不足で頭の近くで椅子ガチャガチャ、タオル杖を取りに行きバタバタ。
5.足圧中、杖を手から離してしまい、お客様の頭にコン!痛っ!
6.強くやってくださいの希望で、強めに足圧。
肩も首も真っ赤!私の線で入れた跡がつく。
7.殿部への点、強すぎたのかアザになる
8.時間配分がうまくいかず、時間オーバー

少しずつ、説明しますね。

1.痛気持ちよく、しつこく入れすぎて揉み返しバンバン

お客様によって、どこに行っても弱くて解れないから、強くやって欲しいと言われ、ついつい強めに入れてしまった!

新客のお客様の場合が多い。

初めてのお客様に、強めに入れてくださいの声にあまり惑わされすぎない方が良い。(当時、強さの確認をしながらはやってはいた)

お客様も痛気持ちいいとも言っていた

その時は良くても後になって痛みを訴えてくることもある。

対策として

力任せにやってはいけない。

初回は踏み師に踏む度合いを10とした場合、7の強さを意識しながらお客様とコミュニケーションをとる。

施術後、きちんとカウンセリング(アフターカウンセリング)をすること!

です。

このアフターカウンセリングでは、

今のお客様の体の状態。

定期的な体のケア。

ケアしていくことで、どうなっていくか。

健康な体でいるためには4大要素などをお話しします。

そして足圧後に

だるくなる

眠くなくなる

少し痛みが残る

かもしれません。一時的な反応ですのでゆっくりとお過ごしください…と必ず説明。

施術後シート、またはアフターカウンセリングシートに記入して

お渡しするのがベストかと思いました。

口だけの説明では、聞いてない覚えていないとなってしまうこともあります。

きちんと説明した証拠を紙に書いてお渡しするといいと思います。

2.長時間のうつ伏せで、首を痛くさせてしまった

臀部や腰、背中、肩などでお悩みのお客様は、どうしても時間をかけて解したいと思うと、長時間うつ伏せになってしまいます。

対策として、

胸にバスタオルを入れて高さを調節すると楽になる。

胸当て(エステなどで使われるもので薄いもの)と顔用(穴の空いているもの)を上手に使い、うつ伏せが楽になるようにする。

うつ伏せでいる状態を短くして足圧、他の部位に解してから、またうつ伏せに戻ってもらう。(長時間、うつ伏せにさせない)

お客様の首を気にしてあげて、辛くなったら反対に首を向くように促す。

3.食後1時間のお客様、腰背中足圧で気分悪くなる。

このお客様は、油で揚げたものを少しお腹いっぱいに食べたようでした。

1時間経ってはいましたが、気分が悪くなり顔が青くなってしまった。

足圧はそこまでにして、

お帰り頂きました。

1時間経っていても、そのようなことが起こる場合があるんですね(°_°)

昼過ぎに来店のお客様は、何時ごろ食事を取ったか聞くようにしました。

食後1時間位のお客様は、両足を解してからうつ伏せにはならず、

脇の下や腕などを先にやってから、腰背中を踏むように、順番を変えることにしました。

4.首のセッティングの準備不足

これは新人の頃。

反省して、必要なものはすぐ取れる場所に置き、なるべくお待たせしないように努力しました。

また顔周りをドカドカと歩いたり、首頭への足圧は、雑にならないように、ファーストタッチをフワッと入れるように気をつけています。

5.杖を手から離してしまい、お客様の頭にコン!痛!

これもやってはいけない事。

何人めかの足圧で、

強めの足圧希望の方で、自分の中では体力もかなり疲労している状態。

体力ギリギリにならないように、

強めの方は、まだ体力がある午前中に予約を入れたり、

もしくは、線や点で鋭く入れる足圧のみに切り替え、体力消耗を減らすようにしました。

6.肩首に踏んだ後が残り、赤くなってしまった。

足圧あるあるですが、やはり強いタッチは、皮膚を痛めます。

体が大きく、線で強く踏んでも全く効いてる様子がない感じでしたが、終わってから私服に着替えてもらった時、肩に線で入れた後がくっきりと残っていました。

本人はケロッとしていましたが、

皮膚的にはあまり良くないと感じました。

お客様には、どうして欲しいか再確認し、

強く入れて欲しい希望でしたので、後が残っても強めに入れることになりました。

7.殿部にアザをつけてしまった

これも足圧あるあるですが、お客様が自分の殿部に気が付かないことが多いです。

たまたま一緒に入ったお子さんが、「ママのお尻青いよ」と言われ気がついたそうです。

本人は少し強いかな〜くらいだったそうです。

アザは内出血になります。出るでないは個人差がありますが、それ以来、太めの点圧で入れるようになりました。

8.時間を配分がうまくいかず、時間オーバー。

どちらかというとサービス旺盛なところがあり、納得いくように解れないと、解したい一心で時間オーバーしてしまいます。

始まる前に、何時何分までに仕上げると決めてか、スタートする。

1回で良く解れなくても、次回でまた解すことにして、目標時間内で仕上げるようにしました。

13年の間にはいろんな事がありました。

今出してみた事だけでなく、自分で気がついてない事もたくさんあったかと思います。

  • 常に足圧が終わるたびに、今日の足圧内容はどうだったか、接客内容はどうだったか考えらようにしています。

今日も長い文書お読み頂いてありがとうございました。

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足圧は、私には目からウロコの技でした。出会った時に即決で習う事を決めたくらい衝撃的でした。足圧の技術はすごいです。足なだけに繊細で難しく、奥深いものがあります。もっと技術アップして、お客様の期待に応えられるようにしていきたいと思っています。
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • あるあるーと経験したこともあれば
    なるほど、そう言うこともあり得るんだーと、失敗の経験をしなくても学ぶこどが出来ました!
    ありがとうございます😊
    気をつけて施術していきまーす!

    • 健先生、いつもコメントありがとうございます!
      痛きもを狙いすぎると、時には危険を伴うこともあります。
      良かれと思ってやった事が、アダとなって返ってくることもあるので、十分に気をつけないといけないですね、

濱比嘉健 へ返信する コメントをキャンセル

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